コンロッドB/Eが焼付いた場合、クランク内が、破損した部品等で傷が付くことがあります、
このような破損したクランクケースを修復し再利用するときの注意点です。
ケース内側が傷ついたことで、写真の様に合わせ面がわずかに浮き上がってしまった箇所が発生することがあります、
このまま組付けるとクランクケースの密閉が不完全でエンジンが壊れる原因となることがあります。
上記写真の赤い部分に限り、破損によって発生したバリを除去することは違反と見なさないこととします、
クランク内面の傷が付いた部分はそのままでなければなりません。
修復した跡は、上記のように機械加工ではなく手作業によって修復されたものでなければなりません。
全面を機械加工等を行ったものは違反となります。
実際に作業を行う場合は、弊社まで事前に御相談下さい。
この修復規定は、国内で使用する場合のみ適用されます、国外で使用する場合はレギュレーション違反となります。