今年のグランドファイナルはエジプトで開催されました。
コースはヘアピンが続く低速区間と、外周の高速区間に分かれ、
低速区間でセットをあわせる感じでした。
2回目ということで、とにかく勝つことを目標に参戦しました。
<練習走行>
練習走行は全4セッション行われました。
1回目の走行はコースを覚えることに集中し、
それ以降は毎回セットを変えて臨みました。
どのセッションでもトップレベルのタイムを出せており、
レースへ向けてよい流れを作れました。
<TT>
タイムの出る4周目あたりにスリップを使ってタイムを出したかったが、
練習走行で上位だったためかマークされていて
なかなかクリアラップがとれず、
A組3位の総合4位で、D組のトップで予選を戦うことになりました。
<予選C−D>
スタートを上手くあわせ、トップに立って1コーナーに突入。
しかし、進入でリアバンパーを小突かれコースアウト。
グラベルでエンジンが止まってしまい、
何度も掛けなおすもかからずそのままリタイア。
<予選B−D>
次、予選を落としたら予選通過が危うくなってしまうので、
慎重にスタートし、1周目3位。
4周目に1台かわし2位。
そこからトップを追うが0.6秒の差がなかなか縮まらず、
そのまま2位でフィニッシュ。
<予選A−D>
次もスタートは慎重に決め、1周目4位。
その後、トップ5台くらいでの競り合いが続き、
3・4番手をキープ。
中盤、2・3位が軽く接触し3番手が失速、
真後ろにいた自分たちも影響を受け混乱。
3・4・5位3台並んでコーナーに進入することになり、
接触し7番手に落ちる。
6位に挽回した後は無理せずそのままフィニッシュ。
<プレファイナル>
予選は通過できたものも21番手。
優勝を目指すには遠すぎる位置でした。
スタートは強気に行き、クラッシュもあり12位くらいまでアップ。
1周目は大荒れで、ヘアピンでもクラッシュがあり、
避けるためにダートに落としてしまいポディションダウン。
1周目は17位あたりで通過。
全車ほとんどタイム差がなく、かわしていくのは難しかったが、
攻めに攻めて、なんとか9番手でフィニッシュ。
<ファイナル>
9番手とそこそこの位置。
決勝は24周と長丁場なので後半重視のセットで臨みました。
スタートでポディションアップを狙いましたが、
上手くいかず9番手キープ。
その後の4コーナーの進入で前に乗り上げてしまい失速。
そこでエンジン停止。またも掛からずそのままリタイア。
結果は、スタートでペナルティをとられ失格となってしまいました。
<レースを終えて>
今年最後の大勝負は、悔いの残るものとなってしまいました。
TTまではとても良い流れだったのですが、
予選を落としてしまってから一転、
スムーズに行かなくなりました。
決勝では気負いすぎてか焦りが出てしまい、
しょうもない失敗をしてしまいました。
応援してくれた多く方々に大変申し訳なく思います。
今年は今までのカートライフで一番充実した1年となりました。
このような環境でレースを出来たことにとても感謝しています。
今年1年間、本当に有難うございました。
三村 壮太郎