ROTAX MAXエンジンとRotax Max Challenge(RMC)レースの御紹介 ◆ROTAX MAXエンジン販売推移
◆RMC参加延人数推移
景気の影響を受け2009年-2010年と販売数/参加者数共に急激に減少しましたがその後は、順調に増加しております。 同じエンジンを長く使用できるため近年は、販売数より参加者の増加の方が多い傾向にあります。 Micro <-> Mini <-> Junior <-> Senior のコンバージョンが比較的簡単に出来ます。 エンジン履歴を全て弊社で管理しておりますが、性能を発売以来同じに保つようしているため 2000年代初期のエンジンがいまだにレースの上位に入ってきており、エンジンへの無駄な費用を抑えることの証明となっております。 全日本選手権等のエンジンチューニングクラスや「見かけのエンジンコストが安いクラス」に比べ実際のエンジンコストが安いため、 長く続ける事が出来るので経験豊富なドライバーが多く、レースのレベルも全日本選手権等に比べ勝るとも劣らないものとなっております。 近年は、初級者/エンジョイ派も気軽に参加できるようにNOVICE(ノービス)/MAX Lights等のクラスも設定しており更に裾野が広がってきております。 ◆ROTAX MAX レース ランニングコスト ROTAX MAXエンジンの大きな特徴として、他のカートエンジンに比べて非常に優れたコストパフォーマンスがあります、 以下に一般的なランニングコストを御紹介いたします。 ROTAX MAX 新品エンジン 450,000円 燃料ポンプ・エアクリーナー・ラジエター・チャンバー・キャブレター・ バッテリー・バッテリーホルダー・チャージャー・スタータースイッチ等 走行に必要なものが全て含まれております、 これに、キャブレターセッティングに必要な「メインジェットキット(2,600円)」を加えれば即レースにも参加できる状態となります。 ★ランニングコスト ●エンジンライフ 10年以上 (初期のエンジンがいまだにレース上位入賞) ●ピストン交換及び各部点検 20〜50時間 (コース等の状況に左右されます) メーカー推薦は、「10時間毎の上回り点検、20〜25時間毎に必要であれば交換」となっております 上回りオーバーホール 約50,000円 (毎週練習に使用する頻度で、半年〜1年に1度ほど) ●フルオーバーホール 50〜60時間 メーカー推薦は、「50時間毎の点検、必要であれば交換」となっております。 フルオーバーホール 約130,000円 (毎週練習に使用する頻度で、1年〜1年半に1度ほど) ●エンジンオイル 40〜50:1 シリンダーコーティングににニカシルを採用しているため他のエンジンに比べ混合比が薄く混合オイルの使用量が他のエンジンに比べ1/2〜1/4となっております。 40〜50Lのガソリンにオイル1Lですので、普通の練習量だと1本のオイル(ROTAX XPS Synmax 1L 5,400円)で2〜3日分の燃料となります。 ●その他消耗品(レース出場の場合) マフラー消音材 1,800円 2〜3レース毎に点検 プラグ NGK GR8DI 又は GR9DI(専用品) 2,700円 レース毎に点検 ノイズボックスエアフィルター 2,000円 レース毎に点検(1年に1回交換推奨、メンテナンスにより、長期の使用可能) キャブレターメンテナンス 約5,000円 ◆ROTAX MAXエンジン / RMCレースの歴史
◆国内でのRotax Max Challenge(RMC)レースの歴史
◆ROTAXの歴史 BRP-ROTAX GmbH&CoKG 1920年、ROTAX-WERK AGが、ドイツ/Dresdenに設立 1930年、Fichtel&Sachs AG社を買収し、ドイツ/Schweinfurtに移転 1943年、オーストリア/Welsに移転 1947年、Wels近郊のGunskirchenに移転 1950年、伝説的なオーストリア製LOHNERスクーターの製造開始 1959年、LOHNERWERKE GmbH社/Viennaの過半数の株式を取得 1962年、この年、ROTAX製エンジンが、BOMBARDIER INC社/カナダのスノーモビルSki-Dooに搭載 1970年、エンジンの包括的供給のためBOMBARDIER INC社が、ROTAX社を買収、モーターサイクル部門が、モトクロス及び、エンデューロ用エンジンの製造再開 1979年、エンジン出荷台数、200万基到達 1982年、2ストロークエンジン群を補完するため4ストロークエンジンの製造開始、航空機用エンジンの開発開始 1988年、BOMBARDIER INC社製船舶Sea-Doo向けに海上用エンジンの製造開始 1996年、エンジン出荷台数、400万基到達 1998年、航空機用エンジン部門設立 1998年、BOMBARDIER INC社製ATV用、新型エンジン開発 |